まだまだ続く夏と沖縄のお盆

今日から9月!
夏が終わったと言いたいけれど、まだまだ暑さが続く9月

今年は沖縄へ帰省できなかったこともあり、夏休みがとーっても長く感じた、、、
そして、そろそろ沖縄では旧暦のお盆が始まるな~

去年は帰省のタイミングがお盆と重なったので、久しぶりに沖縄で

お盆を過ごしたので、色々紹介したい。


沖縄のお盆は旧暦で行われる

沖縄のお盆は旧暦で行われるため、毎年日程が少しずつ変わります。
今年は9月3日からスタート。

  • 9月3日:ウンケー(お迎え)
  • 9月4日:ナカビ(中日)
  • 9月5日:ウークイ(お見送り)

3日間行う点は本土と同じですが、内容やお供え物が全然違っていて、とても興味深い。


サトウキビのお供え物

まず驚くのがお供え物。
仏壇の両端に「サトウキビ」が飾られます

沖縄ではお盆前になるとサトウキビが丸ごと売られていて、最初は「何でサトウキビが丸々売られているんだろう?」とびっくりしましたが、実はお盆のお供えだったんです。

サトウキビ(ウージ)は沖縄のお盆飾りの中でも特別な存在で、「グーサンウージ」と呼ばれ、ご先祖様の杖や帰り道の目印の象徴です。仏壇の両脇に左右対称に立てることで、ご先祖様が家に安全に訪れ、帰るための助けになると言われています。
※参考:Perplexityによる調査

しかもウークイの日には「手土産を持ち帰るための天秤棒」にもなるそうで、何だかかわいらしいな^^

そういう事だったのか!

ちなみに私の父はサトウキビ農家。
子どもの頃は収穫を手伝う…というより、お菓子を広げて食べてばかりでした笑


クーガーシー(琉球王朝のお菓子)

もう一つ特徴的なのが「クーガーシー」と呼ばれる砂糖菓子。

松竹梅や鶴亀、鯛など縁起物の形をしていて、見た目がとてもきれい!!
お盆が終わったらそのまま食べたり、料理に使ったりします。

甥っ子は大好きだけど、私はちょっと甘すぎるかな笑


重箱料理と決まりごと

沖縄のお盆では、料理にも一応の決まりがあります。
重箱に煮物やかまぼこなどを奇数(5・7・9品)で詰めて並べます。
ジューシー(沖縄風炊き込みご飯)なども登場し、これがまた懐かしい味


ウチカビ(あの世のお金)

お盆の最終日「ウークイ」には、あの世でご先祖様が困らないようにと「ウチカビ(紙のお金)」を焼いて送ります。


家族みんなでウチカビを焚く時間も、沖縄ならではの光景です。


エイサーの迫力

そしてお盆の時期になると、地域ごとにエイサーや踊りが行われます。
去年も道で偶然見かけて立ち止まったのですが、迫力満点で本当にかっこいい!

ちなみに沖縄では「お盆の時期に海へ行ってはいけない」と言われています。
“連れていかれる”からだそうで、去年もお盆の時期を避けて海に行きました。


まとめ

夏、お盆、エイサー――。
この時期になると、沖縄らしい風景や思い出がぎゅっと詰まっているのを感じる。

本土で過ごしていても、やっぱりこの季節になると沖縄のお盆を思い出します。

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