石垣島での子育てと進学事情

島の学校事情ってどんな感じ?

人口約5万人の石垣島。学校の数は多くはありません。

小学校が19校、中学校が9校、高等学校が3校。

このうち、小中一貫の学校が4校あります。

数字で見ると「もっと少ないのかな?」と思っていましたが、意外とあるな…とちょっと驚きました笑

ただ、やはり高校が3校しかないというのは大きな特徴です。

だから高校受験の選択肢もシンプルで、受験に対する熱量も本土とは少し違います。

石垣島では中学受験が一般的ではありません。

…というのも、まず私立の中学校が無い

今、私は関東で子育てをしていますが、驚いたのは中学受験をする子がクラスの半分近くいること。

そして高校の選択肢も、私立・公立合わせて本当にたくさんあって、親子ともに情報の波に追いつくのが大変です。

でもそれは、それだけ“可能性が広がる”ということでもある。

【子どもたちの未来】島からでるという選択

石垣では高校までしかないので、高校卒業後はそれぞれ大学進学・専門学校・就職と、みんな違う道に進みます。

ただ、大学へ進学する子は少なめかもしれません。

そのため、大学生のリアルな話を聞く機会もなく、具体的なイメージを持ちにくいというのも島ならではだと感じます。

私自身も18歳で島を出ました。

寂しかったけれど、同時にわくわくもしていました。

ただ、30歳前後や結婚・出産のタイミングで島に戻ってくる人も多くて、帰っていく友人を見送るたびにちょっぴり切なくなります。気持ちはよくわかるんだけどね。

揺れる思いと今の選択

今、私が子育てをしているのは関東。

環境は違うけど、のびのび育てることができる点では地元も素晴らしい場所。

でも、子どもたちの進路を考えると…やっぱり学ぶチャンスや可能性が多い場所にいた方がいいのかな、と思ってしまいます。

実際、今の習い事や環境を、地元で同じように叶えるのは難しい。

だから、私は地元へのUターンは“老後”の楽しみにとっておくことにしました。

もし地元へ戻るなら、子どもが小さいうちのタイミングがいいのかもしれないなと感じています。

たまに帰れる場所があるという幸せ

年に一度、帰省するたびに「やっぱり帰りたいな」と思うのですが、

また東京に戻ると日常が始まり、改めて今の生活にも感謝しています。

たまに帰れて、あたたかく迎えてくれる場所があること。

それが今の私には、ちょうど良い距離感なのかもしれません。

今は手のかかる時期も過ぎたくさんの友人もでき、ここでの生活もとても充実している。

子供たちが自立して一段落して、「やりきったな」と思えたら

次にやってくる老後は、のんびり島で過ごしたいなと夢見ています^^

海を眺めながら、ただただボーッとしてたい!

住んでいたときは、当たり前にあったからわざわざ眺めることもなかったな笑

これも離れてみて実感したこと。毎年見てても驚く透明度!!

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