保険の見直しで気づいたこと
ある日、家計簿をちゃんとつけようと思い立ち、
支出の見直しをしてみました。
これまではざっくり計算する程度で、正確な
金額を把握していなかった私。
固定費を見直すために、まずチェックしたのが 保険料 でした。
15年間払い続けた生命保険、本当に必要?
夫の生命保険、もう少し安くならないかな?と
思い、改めて内容を確認。
掛け捨てで15年払い続けたけれど、
何も残らない…。
もちろん、保険は 「相互扶助」 。万が一のとき
のために備えるもの。でも、それならば 自分で
資産運用 して、健康で保険を使わずに済めば
そのまま自分の資産として残せる ほうが
いいのでは?と思ったんです。
生命保険だけでなく、学資保険や掛け捨ての共済
なども含めて見直すと、
「今までの保険料って、もしかして無駄だった?」
という疑問が湧いてきました。
保険の必要性、本当に理解してた?
そもそも、私たちは 社会保険 に加入しているし、
万が一の手術や入院でも 高額療養費制度 がある。
なのに、「なんとなく不安だから」と言われるがままに
加入していたのが現実でした。
当初、保険の担当者に勧められるまま契約して、
「これなら安心ですよ」と言われて納得したつもり
だったけれど、よく考えると 必要な金額すら計算せず に
入っていたんですよね。
保険料を下げたくて相談→新たなプランを提案される
とりあえず保険料を少しでも安くしようと、担当の方に相談。
すると、「今の保険を下取りして、少し保障を下げれば
安くなります」
と、提案されました。
さらにこれより保険料を下げるには
半年から1年経たないと下げられないとのこと。
「下取りってどういうこと?」
「なぜ、今すぐもっと下げられないんだろう」
とモヤモヤしつつも、
「とりあえず安くなるなら…」と一度は納得。
でも、やっぱり気になって自分で調べてみたら、ただ下げるのではなく
転換ってことで新しいプランに加入ってこと
転換すると今までの積立部分が新しい保険料に充当され、解約返戻金はゼロ
になる。
…つまり、これまで積み立てた部分がなかったことに。
(一応、積立部分は少しだけあったんだ、これも
知らなかった)
「これはもう解約しよう」と思い、すっぱり手続きを進めました。
解約しようとしたら…「今すぐ安くできますよ?」
担当の方が突然 「半年待たなくても、今すぐ保険料を下げられますよ」 と。
え? じゃあ、最初からそうしてくれればよかったのでは?
相談した時点で解約してたら、解約返戻金が違った。
…やっぱり、 知らないと損をする 世の中なんだと実感しました。
最低限の保険+自己資産運用へシフト
結局、最低限の掛け捨て生命保険だけをネットで契約し、
これまで払っていた保険料の一部が返ってきた
解約金は、 自分で運用 することにしました。
「元本割れが怖い」とか色々考えて、なかなか決断できなかったけれど、
むしろ 加入した時点で損をしていた可能性が高い 。
内容を細かく把握しないまま、勧められるがままに契約するって、
本当に怖いことなんですよね。
まとめ:知らないと損する。だからこそ「学ぶ」ことが大事
正直、 高い勉強代 だったと思います。
でも、もし見直さなかったら、今後も高い保険料を
払い続けて、
更新のたびに値上がりしていたはず。
もちろん、保険に助けられる人がたくさんいるのも事実。
でも、「何かあったときにいくら必要か」「公的保険でどれくらい補えるか」を
知ること は本当に大事。
「社会人になったから」「結婚したから」「子どもが生まれたから」
という理由で なんとなく 保険に入るのではなく、
自分でちゃんと調べて納得したものに加入する ことが大切だと、
今回の経験で痛感しました。
それにしても…世の中、知らないと損することばかり。
きちんと教えてくれる人も少ないし、 知識がないとハマる罠が多すぎる!
だからこそ、自分で学ぶことが大事ですね。
思い切って解約してとてもすっきりしたし、
ちゃんと数字で見るって大事。今更だが、せめて今気づいて
よかった。